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ミオ・ミラノ

場所 : 神奈川県横浜市元町
時期 : 2008年
用途 : アパレル店舗(カバン)
依頼主 : 有限会社LAKiA
サイズ  : 延床面積  29 ㎡
タイプ   : 竣工

受賞歴 : JCD Design Award 2008  入選

設計 : (株)姫松建築設計事務所

神奈川県横浜市元町にあるイタリアのバッグブランド"ミオ・ミラノ"の店舗デザインです。

お店は大通りから少し入った細い通りに面しており、視認性に難ある敷地にありますが歩く人通りの多い場所でもあります。

 

このプロジェクトでは通りを歩く多くの人々がカバン店の存在を簡単に認識できるようなデザインを目的としています。

店舗空間の細長さを利用し、前面道路の通行人が店舗内部を見た時に遠近法を強調させたデザインを採用しています。

 

細長い空間には手前から奥に向かって直方体の箱がランダムに積層されます。

箱辺のラインが奥へ向かう方向性を生み出し、遠近法の強調された空間を造りだします。

箱はカラフルなカバンを陳列する什器であり、一度に多くのカバンを見ることができる配置計画がされています。

 

視線の先にはブランドカラーであるピンクのニッチが設置され、その時期注目のカバンが象徴的に展示されます。

ミオ・ミラノのカバンは原色を利用した鮮明な色が多く、白を基調とした空間に展示されることでカバンの色を浮き立たせることができます。

店舗前の通行人はすぐにカバン店を認識し、魅力的なカバンを瞬時に外部からも一覧することができます。

外壁は外部の景観に合わせ横浜市の景観イメージを損なわず、カバン店の魅力を強調したデザインです。

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