top of page

プンゴル地区集合住宅と都市デザイン

場所 : シンガポール、プンゴル地区
時期 : 2008年
用途 : 集合住宅、公園、コミュニティセンター
依頼主 : Housing & Development Board
サイズ  : 延床面積  682,667 ㎡
              敷地面積  26.6 ha
タイプ   : 設計競技

シンガポール、プンゴル地区の都市計画と集合住宅群の計画。

シンガポールの住宅供給機関、HDB(Housing & Development Board)により26.6haの開発が行われました。
敷地は商業地域がある中心市街地に接しており、中央に川が流れています。

都市空間は集合住宅、小学校、中学校、コミュニティーコミュニティーセンター、公園が敷地を流れる川を中心に計画されます。

 

千鳥状住棟配置計画

33m x 33mを住戸ブロック単位として敷地をグリッドに分割します。

そのグリッドを基に住宅棟を千鳥状に配置することで全ての住戸が公園に面し、十分な光、風、視界を確保することができます。

 

3次元の緑のネットワーク

水辺への視界を確保するために建物のボリュームは川から遠くなるほど高くなります。

住人が水辺空間を楽しめるよう川沿いには水面に近い高さで遊歩道と公園が配置されます。

各棟には中間階に公園があります。川沿いの公園から各棟の中間階公園へはブリッジで繋がっており、立体的な緑のネットワークが全体に広がっています。

住人は地上レベルだけではなく緑のネットワークを利用し立体的に各棟への移動が可能です。

 

公共空間

公共空間はフィットネスジム、ジョギングコース、教育センター、公民館などがあります。

これらのプログラムや住棟を緑のネットワークで繋ぐことで容易に各場所へ移動できるため人々の触れ合いがしやすい環境を作り出します。

 

水のレクリエーション

中央に流れる川の恩恵を受けて、住人は川でカヌー、ボート、ヨットなどで遊ぶことができ水空間を気軽に体験することができます。

 

bottom of page