全体鳥瞰イメージ:83709 ㎡の広大な敷地に温泉、リゾートホテル、ショッピングセンター、マンション、高層マンション、別荘群、旅館群、商業店舗群、温泉博物館を計画するプロジェクト
全体鳥瞰イメージ:敷地北側に位置するリゾートホテルから南側への眺め。敷地を縦断する小川を中心にさまざまなプログラムが配置されています
施設入口のゲート02:敷地への入口は4箇所あり各入口に行灯タイプのゲートが配置されています
全体鳥瞰イメージ:83709 ㎡の広大な敷地に温泉、リゾートホテル、ショッピングセンター、マンション、高層マンション、別荘群、旅館群、商業店舗群、温泉博物館を計画するプロジェクト
青島温泉リゾート施設
場所 : 中国山東省青島
時期 : 2015年
用途 : 温泉、リゾートホテル、ショッピングセンター、マンション、高層マンション、別荘群、旅館群、商業店舗群、温泉博物館
サイズ : 延床面積 85220 ㎡
敷地面積 83709 ㎡
タイプ:国際実施設計競技1等受賞
(向日葵設計)
中国山東省青島郊外の広大な街区に温泉施設を中心とした街を計画しようというプロジェクトです。
設計チーム、向日葵設計に参画し、チームで参加した国際実施設計競技で私達は1等を受賞しました。
敷地の西側は広大な公園、北側は既存温泉街、南と東側はマンション郡があります。
この街区には温泉施設、リゾートホテル、ショッピングセンター、中層マンション棟、高層マンション棟、別荘群、旅館郡、商業店舗群、温泉博物館などのプログラムが計画されます。
敷地面積83709㎡、延床面積85220㎡で温泉施設を中心に短期から長期まで温泉文化の体験ができる施設群です。
真・行・草
日本の文化の中にある格式の表現に、「真・行・草」という三つの段階が用いられてきました。
書道の例をみても、楷書・行書・草書という風に、基本になる楷書から行書・草書と、形をくずしながら簡素化され、格式が薄れていく姿があります。
マスタープランは「真・行・草」の概念を用い、都市規模で3段階の計画をします。
自由な形式の温泉から、格式のある神聖な温泉まで、様々な温泉を計画し、それぞれの温泉が連携・連続性をもったものとし、人々を様々な場所に誘導させます。
真:温泉そのものの神聖・聖域・神秘的な場
行:真の温泉を極力そのまま、体感できる場
草:人の温浴を様々なバリエーションで楽しめる場
多様なイベントの提案
各施設は街路と広場で結ばれ、それら施設や外部空間で行われる多様なイベントを提案します。
具体的なイベントとしては祭り、朝市、ゆかた&下駄で散策、音楽イベント、キャンドルナイト、花火、シンポジウム、ヨガ、アートフェスティバルなどがその例です。