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台湾タワー

 
場所 : 台湾 台中
時期 : 2011年
用途 : 美術館、展望、商業店舗、公園
依頼主 : 台中市
サイズ  
 延床面積  6,445 ㎡
敷地面積  4.4 ha
  高さ      380 m
タイプ   : 設計競技
掲載
ワールド・アーキテクチュア

台湾、台中市に位置する展望室、美術館を含むタワー建築と公園のプロジェクトです。

台中市が推進する”台中ゲートウェイ都市計画プロジェクト”により広大な公園を中心に4つの地区が計画されました。

台湾タワーは商業地区と研究開発地区の間に位置し、21世紀の台湾の精神を象徴化させるために建築されます。

 

葉脈タワー

葉脈タワーは台中が環境問題に対して世界をリードする存在になることを宣言するための象徴となります。

21世紀の人類は地球温暖化、資源の枯渇、環境システム問題など多くの環境問題に直面しています。それと同時に東南アジアでは急速な経済発展を遂げている国々が存在し台中もその一つです。

台中は雄大な山々と広大な海に挟まれているという地理的条件下にあります。

葉脈タワーはその恵まれた環境に敬意を表すことで、タワーが台中の自然環境と市民や社会を結びつける媒体の役割を果たします。

 

1. 葉脈

建築構造やその表層は葉脈をモチーフとしたデザインで構成されています。

これまでのタワー建築では高さの競争が行われてきましたが、代わりにその象徴となる構造、表層、空間がデザインの主題となります。

 

2. 自然の要素の利用

水、芝生、樹木など、自然の要素が建築素材の一部として利用されます。

多孔性の構造体内に風を通過させることで熱負荷を軽減し、亜熱帯気候に適応します。

 

3. 自然への敬意

タワーからは台中の都心部、雄大な山々、広大な海が一望できるため、人々は台中市と周辺の自然の関係性を再認識することができます。

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